コレステロールと中性脂肪の相関関係は?

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血液検査では、コレステロール値と同時に中性脂肪値も提示されます。

では、このコレステロールと中性脂肪には何か関係があるのでしょうか?



コレステロールは脂肪の一種で、私たちの体内はもちろん、肉や卵などの食品にも含まれます。

私たちの体を形づくる骨、筋肉、内臓、神経、皮膚などの細胞膜の材料になります。

人間の体をつくる材料のひとつであり、体が正常に働くうえでなくてはならないものなのです。



一方、中性脂肪は体を動かすエネルギー源で、コレステロールと同様に体内の脂質のひとつです。

生命維持には必要な脂質でもあります。

体内に蓄えられてエネルギー源として使われるほか、皮下脂肪としても蓄えられています。

寒い時には、体の熱の放散を防いで体温を一定に保つ働きをします。

また、外部からの衝撃から内臓を守る働きもあります。

このように中性脂肪は正常値の範囲であれば、本来は体にとって必要で大事な脂質なのです。

しかし、とりすぎると体脂肪として蓄えられるため、肥満などの生活習慣病を引き起こす悪者に変わってしまいます。

また、中性脂肪が増えすぎると、(善玉)のHDLコレステロールが減り、その結果、(悪玉)のLDLコレステロールが増えてしまいます

この状態を放置すると、動脈硬化が進行して、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因にもなりかねません。

なので、予防するためにもコレステロールだけではなく、中性脂肪にも注意が必要です。

実際、心筋梗塞や脳梗塞を起こした人には、コレステロール値だけでなく中性脂肪値も高い場合が多いようです。