中性脂肪は低いのにLDLコレステロール値が高い原因

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健康診断の結果、LDL(悪玉)コレステロール値が高いのに、中性脂肪値が低いという人がいます。

通常だとLDLコレステロール値が高ければ、中性脂肪値も高いというケースがほとんどです。

では、どうしてこのような状態になるのでしょうか。


まずは、その判断基準についてですが、

LDLコレステロールの基準値は60~139mg/dl

中性脂肪の基準値は40~150mg/dl

です。

なので、例えばLDLコレステロールが148、中性脂肪が42ぐらいでしたら特に問題にしなくてもいいでしょう。

つまり、多少この基準値から外れているぐらいなら、問題ないことが多いです。

でも、「自分の場合は多少どころか大きく外れている」という方もおられると思います。



そんなあなたは女性ではないでしょうか?

「中性脂肪は低いのにLDLコレステロール値が高い」という人は女性に多い傾向にあります。

女性の場合、更年期になって女性ホルモンが減少すると、LDLコレステロール値が上がります。

また、妊娠したり、ピルを飲んでいたりするとLDLコレステロール値が上がります。

その他にも、糖質制限食を食べていたり、ストレスなどの影響でLDLコレステロール値が上がるときもあります。



一方、中性脂肪値が低い原因には、エネルギーの摂取が少ないことがあります。

無理なダイエットなどもその原因です。

極端に食事を減らしたり、海藻や野菜ばかり食べるなどの偏った食事により、摂取するエネルギー量が極端に低いことが原因となります。

逆に、肉類・乳製品・卵の摂取が多いとコレステロールの数値が上がってしまいます。

つまり、食事での栄養が偏ってしまっているということです。

「中性脂肪値が高いと体にとってよくない」ということは、多くの人が知っていると思います。

しかし、低すぎても問題があるということについては、あまり知られていないのではないでしょうか?

中性脂肪は体のエネルギー源なので、低すぎると元気がなくなってしまいます。

また、体温を一定に保ったり、内臓などを守る役割もしています。

なので、中性脂肪が低いと、身体にとって大切な役割が果たされなくなってしまうのです。

中性脂肪とLDLコレステロールの値は適正を保てるよう、普段から食生活の見直しやストレスをためないように心がけましょう。